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カフェ・ド・ラメール

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こちらの純喫茶の特徴は…

確か2年程前のとある日、おクスリがらみの容疑で捕まった某超有名アーティストのお宅やら「国パー軍」と闘う電波住宅とやらを見る為に目黒区の東が丘を訪れた帰り、環七通り沿いをとぼとぼ歩いて駒沢大学駅方面に帰っていた最中に目にした喫茶店「カフェ・ド・ラメール」が妙に気になってつい立ち寄ってしまったのだ。

いつの間にか区境を跨いでおり住所は世田谷区野沢四丁目。自称リッチピープルが住まうアッパーミドルタウン世田谷区でフランス語の店名と来れば、たいがい鼻に付く感じのイメージしか付かず、まーた世田谷民のおフランスかぶれザマスかと言いたくもなるが、この店舗はそんなイメージとは真逆の古ぼけた佇まい。環七通りのビルの谷間に埋もれるような形になっている。おまけに店の横には日本共産党やら幸福実現党やら某探偵社の宣伝ポスターがベタベタと貼られており別の意味で「フラグが立っている」。店の入口のミッドセンチュリー風味なショーケースに乗っているのはホコリを被ったカキ氷にエビピラフ、ホットケーキのサンプルの数々。これは入らずには居られないタイプの喫茶店だ。

休憩がてら入店すると、外観から察する通りに案の定昭和ムード全開のくたびれた内装に妙齢のマスターご夫妻が応対、客もその辺の御近所のご老人しか居ないという完璧なシチュエーション。やはりこの手の店は食べログといったネットの口コミ情報もほぼ皆無ですが壁に掲げられた青一色のメニュー表を見ると「ブレンドコーヒー350円、アイスコーヒー400円、サンドイッチ550円」と世田谷にしてはやけにお値打ちな昭和価格。コーヒーではなく敢えて450円のイチゴ生ジュースを注文し一服。今時スタバでフラペチーノごときに650円なのに世田谷区でこの値段で頑張っている喫茶店もあるのですよ。客もまばらで居心地の良さもあってついつい寛いでしまった。

※2016年5月で閉店したとの情報あり。

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DEEP案内シリーズ管理人です。週に一回くらいは都内の古い喫茶店に入り浸っているようです。

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純喫茶の所在地

東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩10分、東急バス上馬停留所そば、環七沿い

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